2010年07月24日

MJOの「Summertime」

毎日猛暑日が続いているので、ここは夏に相応しい曲「Summertime」でも聴いてみよう。MJOの「Summertime」なんかいいかも。

正直MJOのアルバムは「CDClub」で買った1枚しかない。

決して嫌いではないのだが、好きというわけでもない。たまたま聴く機会があまりなかったということだろうと思う。

でも今日のこの「Summertime」はいい。

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メンバーはデビッド・マシューズ(p)、チップ・ジャクソン(b)、スコット・ウェンドルフ(tp)、テリー・シルバーライト(ds)、ジョージ・ヤング(ts)のカルテット。


【semmertime について】
ジョージ・ガーシュウィンが1935年に書いたオペラ『ポーギーとベス』の中の一曲。全米各地、ヨーロッパで上演され、ガーシュウィンの最高作、アメリカのオペラの最高傑作と評価されています。

1959年には映画化され、シドニー・ポワチエとドロシー・ダンドリッジが主演、ダイアン・キャロルが歌っています。映画、ミュージカル、ともにこの曲は赤ん坊を寝かしつけるための子守歌として歌われています。

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 Summertime and the livin' is easy
 Fish are jumpin' and the cotton is high
 Oh your Daddy's rich and your ma is good lookin'
 So hush little baby, don't you cry
 One of these mornings
 You're goin' to rise up singing
 Then you'll spread your wings
 And you'll take the sky
 But till that morning
 There's a nothin' can harm you
 With daddy and mammy standin' by


   夏は暮らしやすいよ
   魚は跳ねるし 綿花は育つ
   ダディ金持ち マミーはきれい
   だからいい子だ 泣かないで

というような歌詞です。

素朴で単純な子守唄になっていますが、根は当時の南部黒人の生活の貧困さや人種差別が前提にあり、黒人霊歌にも通じるものがあります。

黒人たちにとって赤ん坊は「希望」であり、「未来」を象徴する存在でもありました。虐げられた者たちの夢を歌い、希望を棄てるなと歌っています。


この他の動画については、「summertime」のページをご覧ください。

また、このオペラの内容については、小サイト『Midnight Jazz Report』の「summertime」をご覧ください。







posted by jazzinn5 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日のお気に入り曲♪ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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