父、ナット・キング・コールの大ヒット曲を、娘のナタリー・コールが歌う。しかも人気ピアニストでボーカリストのダイアナ・クラールと一緒に歌うのですからこれは期待せずにはいられません。
その期待に見事に応えて二人の息はぴったりと合い、スリリングな中にも楽しい空間を作り出しています。
途中のギターソロもごきげんで、これは文句なく今日のお気に入り曲となりました。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【ルート66 について】
この曲、1946年にボビー・トループが作詞・作曲し、ナットキング・コールが自分のトリオで弾きながら歌ってヒットしました。
ボビー・トループは1918年、ペンシルバニア州生まれの歌手兼ピアニスト。家が楽器屋さんだったこともあって小さい時から楽器にいそしんだようです。
ペンシルバニア大学時代に『Daddy』という曲を書いてヒットしたことから注目を集めるようになり、41年にはトミー・ドーシー楽団専属のソング・ライターになりました。
フランク・シナトラ、コニー・ヘインズ、パイド・パイパーズらの曲も書くようになりましたが、その後ハリウッドに移り、ロサンゼルスのクラブなどでピアノの弾き語りをして活躍、50年代にはラジオ・テレビにも出演しています。
歌手ジュリー・ロンドンのご主人でもあり、60年代には彼女の伴奏で来日したこともあるそうです。
『Midnight Jazz Report』 より
If you ever plan to motor west
travel my way, take the highway that is best
Get your kicks on Route sixty-six
It winds from Chicago to L.A.
more than two thousand miles all the way
Get your kicks on Route sixty-six
Now you go through St.Louis Joplin, Missouri
and Oklahoma City is mighty pretty
You see Amarillo,Gallup, New Mexico,Flagstaff, Arizona
Don't forget Winona,Kingman, Barstow, San Bernandino
Won't you get hip to this timely tip
when you make that California trip
Get your kicks on Route sixty-six
Get your kicks on Route sixty-six
この66号線はシカゴからロスまでアメリカを東西に横断する幹線道路で、途中色々な地名が出てきます。
オクラホマ、アマリロ、ギャラップ、ニューメキシコ、フラッグスタッフ、アリゾナ、ウィノナ、キングマン・・・
知っている地名より知らない地名の方が多いですが、この曲を何回も聴いていると何となく他の知らない地名よりは身近に感じてしまいます。
そういう意味ではこの曲は、アメリカ観光局(なんてない?)ご推薦のCMソングになるべき曲かも知れません。(笑)
【この曲が聴けるアルバム】

- アーティスト: ナット・キング・コール,ジョン・コリンズ,チャーリー・ハリス,リー・ヤング,ファン・ティゾール,ハリー・スウィーツ・エディソン,ウィリー・スミス,ジャック・コスタンゾ,スタッフ・スミス
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: CD

- アーティスト: クラーク・テリー,ニールス・ペデルセン,レイ・ブラウン,ハーブ・エリス,オスカー・ピーターソン,ルイス・ナッシュ,ベニー・グリーン,スタンレー・タレンタイン
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1997/04/25
- メディア: CD
ラベル:Natalie Cole ナタリー・コール





